院長あいさつ
いでした内科・神経内科クリニックのホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。
広島市民病院神経内科に勤務しているころ、脳卒中・神経難病などでお体が不自由になられた方が、自宅で療養したいのに家に帰れないまま、終末を迎えることが多いことが気になり、どうすればご自宅で人生の終末を迎えることができるか考えるようになりました。
自宅療養するためにはご家族の介護負担を減らす必要があると考えていたころ、岡山県の診療所が老人デイケアを始めていることを知り、老人デイケアがご本人さまの生きがいになり、家族介護の負担も減らせることを確認しました。
1992年6月、体が不自由になっても、安心して家で生活できる在宅医療・介護を実践するため、私の生まれ育った現在地で、たくさんの方のお世話により開院いたしました。
当クリニックは1992年開院以来、ご利用者本位の医療・障がい・介護サービスを提供することをモットーに歩んでまいりました。かかりつけ医と肥満、神経の病気、東洋医学、健康診断、通所サービスやナーシングホームなどで、夢のある医療・障がい福祉・介護づくりに邁進(まいしん)しています。
クリニックの全職員が人間性(素直、思いやり、品性、正しさなど)と、仕事を遂行する能力(熱意、知識、知恵、行動、技能など)を上げていきます。全職員の人間力が向上すれば、独自の価値をもつことができ、社会に貢献できるクリニックづくりが可能だと思います。
これから全員が自立し、全員参加の経営を目指してまいります。
副理事長あいさつ
私たちは、日々ご利用者が、心身ともに笑顔で安心して過ごされることを目指して、おもてなしの心を養い、介護技術の向上に取り組んでいます。
今後とも、ご利用者に満足・感動していただけるサービスが提供できるよう、素晴らしい職場をつくっていきたいと考えています。
副院長あいさつ
当クリニックでは、診療に、西洋医学だけではなく、東洋医学(漢方)を積極的に取り入れています。漢方では「未病(みびょう)を治す」ことが肝要です。病気という大きな災害が襲ってくる前には、たとえちっぽけにしても、きっと何か、尋常ならざる変化があるはずです。この変化が「未病」であり、この変化を見逃さず、適切な処置(漢方薬)を講ずれば、大きな病気は防げるはずです。ただ、変化を見逃さないためには、感覚や注意力をとことん鍛え上げる必要があり、日々、鍛錬しています。
一方、西洋医学では「抗加齢(アンチエイジング)医学」が注目されています。「抗加齢」とは「若返る」というよりも「無駄な老化を防ぐ」ことです。「無駄な老化の代表が「動脈硬化」です。「無駄な老化を防ぐ」ことができれば「動脈硬化の予防」ができ、「動脈硬化」に起因する病気(生活習慣病、脳血管障がい、心臓病など)を予防できます。「未病」と「抗加齢」の接点を追求しています。